2007年02月05日

タイムマシンにお願い:タイムマシンの理論と可能性

アニメのドラえもんなどに登場してお馴染みのタイムマシン、実現の可能性はあるのでしょうか?
SF作家H.G.ウエルズの発表した小説『タイムマシン』以来、タイムマシンの可能性について様々な論議が繰り返されてきましたが、今のところタイムマシンが完成したという話は聞きません。
又は、タイムマシンは実は完成していて、発表すると大騒ぎになるので、まだ発表されてないだけかもしれません。
もしかしたら、本物のタイムマシンがヤフオクに出品されたかもしれません。
「永久機関」は不可能と証明されてますが、タイムマシンや反重力が不可能という証明は今のところされてません。

最近でも『バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式〜』という邦画が製作されてます。キャストは阿部寛、広末涼子、薬師丸ひろ子、吹石一恵、伊藤裕子、劇団ひとり、小木茂光、森口博子、伊武雅刀です。
タイムマシンで田中真弓(広末涼子)がバブル景気の時代に戻り、バブル崩壊を食い止めるというストーリーです。

1.ウラシマ効果を利用したタイムマシン
亜光速で移動する宇宙船の中では時間はゆっくりと進みます。
これを利用すれば歳をとらずに未来に行けます。
「ウルトラマンメビウス」のサコミズ・シンゴ隊長もウラシマ効果で過去から来た人物ですね。
ブラックホールに近い高重力下でも時間の遅れが発生するので、これを利用したタイムマシンの可能性もあります。
もっとも、地球の近くにはブラックホールが存在しません。
映画のスタートレックでは太陽の重力を利用したタイムマシンが登場しました。バード・オブ・プレイという宇宙船を使って時間を行き来します。
人工のブラックホールをどうやって作るのか?という問題点があります。

2.ワームホールを利用したタイムマシン
カリフォルニア工科大学のキップ・ソーンの理論です。
“車椅子のアインシュタイン”スティーブン・ホーキング博士は否定する仮説を立ててます。

3.宇宙ひもを利用したタイムマシン
リチャード・ゴットの理論です。

4.タキオンを利用した未来との通信装置
1960年代、アメリカの物理学者ジェラルド・ファインバーグによって提唱された超光速で動くと仮定されている粒子タキオンを利用した未来と通信する装置。
光速を超える粒子タキオンの存在自体がまだ証明されていません。
光速を超えるとアインシュタインの相対性理論に基づいて過去に移動できるらしいです。

5.コールドスリープによる未来へ一方通行のタイムマシン
スタンリー・キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』やトム・クルーズ主演の『バニラ・スカイ』に登場したコールドスリープ。
ジョン・カーペンター、ダン・オバノンの映画『ダーク・スター』にもコールドスリープされた宇宙船の船長が登場します。
リドリー・スコット監督の映画『エイリアン』にも登場します。
手塚治虫の漫画『ブラックジャック』にも膠原病でコールドスリープに入り未来で治療法を探す話がありました。漫画の発表された1970年代当時は膠原病の治療法が確立されてなかったようですが、現在ではプレドニンやステロイド剤による治療法が確立されて死亡する確率は減少しています。ただ、膠原病の根本的な原因はまだわからないので完治はできず難病指定されています。
1〜4のタイムマシンは現実に実現する可能性が低いと思われますが、コールドスリープは、あるいは可能性があるのではないでしょうか?
通販生活(カタログハウス)で『人体冷凍保存器』(1450万円)を売ってました。
死亡した人体を冷凍保存して、未来の技術で蘇生させます。
ただ、もしも蘇生の費用が1億円だとしたら未来の子孫がお金を払うとは思えません。それ以前に今の少子化の時代に子孫が続いてるかどうかも謎です。
蘇生技術が本当に出来るかどうかも謎です。
都市伝説でウォルト・ディズニーが冷凍保存されているという説もあります。
ちなみに、米カリフォルニア州のディズニーランドにあるアトラクション「カリブの海賊」の下に保存されているそうです(笑)

6.冬眠によるタイムマシン
三菱化学生命科学研究所の近藤宣昭・主任研究員らはシマリスを冬眠させる物質「冬眠特異的タンパク質(HP)」を特定・抽出することに世界で初めて成功しました。
このHPは人間にも応用が期待されています。
リスやクマやヤマネなどの動物は、体温を大幅に下げ、心拍数を極端に少なくして冬眠します。
2006年10月7日に兵庫県の六甲山で遭難した男性が23日後に発見された事件、発見時には体温が約22度という極度の低体温症で、冬眠状態だった模様です。
その後、男性は後遺症もなく回復しました。
事故などで脳にまで達する怪我をした場合に、脳低温療法というものがあります。
脳は一部が欠けるとドミノ倒しのように全体が死んでしまう性質を持っているので、それを食い止める目的の治療法です。
日本で1990年代に始まった脳低温療法は、冷却ブランケットなどを用いて人為的に低体温を起こし、脳を保護するという治療法です。

なんだか泥臭い方法ですが、一番実現に近いのは人間の冬眠による未来へ一方通行のタイムマシンかもしれません。
posted by UBIK at 05:42 | Comment(0) | TrackBack(2) | 日々是好日
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